みなさん、こんにちは!
川崎自立学習塾塾長の及川です。
公立中学校では、今週末に前期期末テストがおこなわれます。
テスト勉強をする中で、暗記が苦手…という方もいるかもしれません。
今回は、効率よく暗記をする方法についてお話ししたいと思います。
暗記の基本「くり返し学習」
「くり返し学習」が暗記の基本です。
人間の脳は新しい情報を短期記憶として一時的に保存しますが、そのままではすぐに忘れてしまいます。
定期的に同じ情報をくり返し復習することで、短期記憶が長期記憶に移り、記憶が定着しやすくなります。
この方法は「エビングハウスの忘却曲線」に基づいていて、初めは短い間隔で復習し、徐々にその間隔を広げることで効果的な暗記ができるのです。
「目からの情報」を活用する
他にも、「視覚化」や「イメージ」を利用する方法があります。
おおまかな情報や分かりづらい物事は、具体的なイメージや図に変換することで記憶に残りやすくなります。
たとえば、歴史の出来事を暗記するときに、その時代の絵や地図を思い浮かべると、情報が整理され、覚えやすくなります。
また、語呂合わせを使って覚えることも効果的です。
難しい漢字の読み方や年号を語呂合わせにすると、楽しみながら記憶できることがあります。
他の記憶と結びつける
「記憶の結びつき」も有効です。
新しい情報をすでに知っていることと関連付けると、記憶のネットワークが強くなります。
たとえば、英単語を覚えるときに、その単語が含まれるフレーズや文を一緒に覚えることで、単語単体よりも強く記憶に残ります。
また、情報を一つの物語として結びつけると、流れを持った記憶が作られ、より効果的に暗記できます。
覚えた情報をアウトプットする
「アクティブリコール」も重要です。
これは、ただ単に情報を読み返すのではなく、頭の中でその情報を思い出すことで記憶を強化する方法です。
問題を自分に出題し、それに答える形で暗記すると、単なる復習よりも記憶が定着しやすくなります。
例えば、単語帳やフラッシュカードを使い、意味や定義を思い出す練習を繰り返すと効果的です。
記憶を定着させる
最後に、「適切な休息と睡眠」も暗記には欠かせません。
脳は睡眠中に情報を整理し、記憶を固定します。
夜更かしして暗記しようとするよりも、十分な睡眠をとったほうが、結果的に記憶の定着に効果的です。
このように、暗記は単に覚える作業だけではなく、さまざまな工夫と戦略を組み合わせることで、より効果的におこなうことができます。
テスト勉強で暗記が必要な時は、ぜひ参考にしてみてください!
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